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私は如何にしてクルマに乗るのをやめてバイクに乗るようになったか~どのバイクを買うか~ [バイク]

 さてどんなバイクを買えばいいのだろうか。実際は60キロは出るのに制限速度が30キロと理不尽なまでに低い50cc原付は最初から選択しないことにした。
 筆者の乗れない大型二輪と対象外の原付を除けば、バイクの排気量は大きく分けて、125cc、250cc、400ccの3種類がある。それぞれの特徴を列記する。

●125ccバイク
・必要な免許は小型2輪
軽自動車税が2400円と格安
・自賠責保険も安い(年間3460円)
自動車保有者の場合、ファミリーバイク特約で任意保険も安い
・車検は不要
・車体が小型なので渋滞のすり抜けがしやすい
・車体が小型なので取り回しが楽
・車体が原付と変わらない場合、駐輪場に駐めることができる
・車体が小さいので高速巡航性に難点がある
・高速道路に乗ることができない
・無料であっても自動車専用バイパスに乗ることできない
・一般的なナビは上の事情は考慮されずに案内されるのでムカつく
・燃費はだいたい40km/l程度
・本体価格は20万円前後

●250ccバイク
・必要な免許は普通2輪
・軽自動車税が3600円とやや高い
・自賠責保険は125ccより高い5612円
・自動車重量税が1260円必要
・任意保険はクルマとは別に掛ける必要がある。バイクは事故率が高いので掛け金も高い。
・車検は不要
・渋滞時のすり抜けは十分な道幅がある場合に限り可能
・車体が中型となり押し歩きは結構難儀
・自転車の駐輪場に駐めることはほぼできない
・かといってクルマの駐車場に停めるほどでもない
・高速巡航もそこそここなす
・高速道路に乗れる
・自動車専用道路も乗れる
・燃費は125ccより悪い(一般的に排気量に比例する)
・本体価格は30万円前後(状態人気により差が大きい)

●400ccバイク
・必要な免許は普通2輪
・軽自動車税が6000円とさらに高い
・自賠責保険は125ccよりさら高い5960円
・任意保険はクルマとは別に掛ける必要がある。バイクは事故率が高いので掛け金も高い。
・車検が必要。年間20000円程度
・自動車重量税が5000円必要
・渋滞時のすり抜けはやめておいた方がいい
・車体が大型となり押し歩きはどころか起こすのも難儀
・自転車の駐輪場に駐めることはできない
・かといってクルマの駐車場に停めるほどでもない
・高速巡航性が高い
・高速道路に乗れる
・自動車専用道路も乗れる
・燃費は250ccより悪い(一般的に排気量に比例する)
・図体がでかいので本体価格は250ccを軽く凌駕

 筆者は125ccを選んだ。何といっても維持費が安いし、通勤に使うのが前提なので、渋滞のすり抜けは必須だからだ。高速道路に乗れないという欠点は通勤には考慮に入れなくていいし、強いてあげれば無料のバイパスに乗れないというが不便なくらいだ。
 排気量は125ccに決定。次にタイプである。125ccは小型とはいえ様々なタイプがある。中には250ccと十分張れる高速性能を誇るのも存在する。ホンダGROMような超個性派のバイクもある。また高速道路に乗れない125ccの場合、高速性能よりも軽量で悪路踏破性に優れたオフロードの方が本領を発揮する。マニュアル車を求めるならば、オフロード車が選択肢となる。そのオフロードタイプ、カブのような実用車タイプ、さらにスクータータイプ。この3つが大きな区分となる。
 このうちオフロードタイプは早々と候補から外れた。目的が通勤である以上、非日常はできるだけ排除する必要がある。悪路走破性とマニュアルミッションの操作の楽しさという点は評価できるものの、荷物があまり積めず、すり抜けにも難点があるオフロードタイプを選ぶ理由はなかった。
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↑選外になったオフロード車(カワサキKLX125)
 個性派グロムも同様の理由で却下となった。GROMの場合、タイヤが滑りやすいという情報もあった。
pic-color02.jpg
 そうなるとカブかスクーターとなる。カブは本田宗一郎の発明した産業遺産というべき存在で、その構造の堅牢さは折り紙付きだ。スクーターに比べ、タイヤ径が大きいので悪路走破性に優れている。また遠心クラッチによるマニュアルミッションで、アクセルで速度を調整するしかないスクーターに比べ運転の楽しさがある。通勤だけに使うならスクーターになるのだが、筆者はたまにツーリングに出掛けることも考えている。ツーリングとなればマニュアルミッションの方が面白し、タイヤ径が大きい方が走行安定性がある。少しだけ迷ったが、足下に荷物を置けるスクーターの方が積載性に分があるのと、ヘルメットを収容するスペースがあるのを評価してカブは候補から脱落した。よってスクーターに決定した。

↑候補から外れたけどカブは素晴らしいです

 次に125ccスクーターを選ぶことになる。売れているのは以下の3機種となる。
ホンダ PCX
ヤマハ シグナス
スズキ アドレス
 これらを実際に借りて乗ってみることにした。ホンダリードも候補に挙がったが、レンタル車がないので対象から外れた。

1.ホンダPCXの試乗
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↑PCX
 借りたのは大阪モノレール終点彩都西駅近くのバイク屋さん。日帰りレンタルで京都に向かった。格好は先の3機種の中で一番だ。250ccに近い車格でその分重いのだが、ホンダ得意の高出力高燃費エンジンでそれをチャラにしている。スクーターだけに悪路では弱みがあるが、舗装された道路であれば、その走行安定性は目を見張る。ホンダらしくお金はかけていないが高級に見えるメーターのデザインもいい。ホイルベースが長いので乗り心地もいい。車体が重いので、出だしの加速はやや遅いが、ほとんどのクルマに負けることはない。ただ足下に燃料タンクあるので、足の置き場が狭いのと、図体の割にメットインスペースが狭いのが難点だ。
 あとはこのレンタル車にはグリップヒーターが付いていた。春先とはいえ山の上では冷たい。そんなときこのヒーターは効果が高いとわかった。またUSBコンセントが付いているのでスマホの充電をしながら走れる。さらにアイドリングストップ機能が付いていたが、これはバッテリーとセルモーターに負担がかかるので別にいらないかなと思った。
 高評価のPCXであったが、自分の家の車庫に収まらないサイズであることが判明し落選となった。

2.ヤマハシグナスの試乗
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↑このシグナスはデザインがいい
 次にヤマハシグナスを試乗した。カタログ上の数字では家の車庫に入るはずなので、試してみることにした。借りた店は大阪市北巽にある大きなバイク屋というかカー用品ショップだった。
 ここから自宅まで走った。シグナスはPCXに比べ車体が小ぶりだ。従ってその分、走行安定性と乗り心地はPCXにやや劣る印象だ。シグナスで最も気になったのは発進加速の悪さだ。中速域からの伸びはいいのだが、この加速ではクルマに負けてしまう。
 デザインはPCXほどの格好の良さはないもののヤマハらしくセンスを感じさせる。特にアナログのタコメータとデジタル速度計が組み合わせが秀逸である。楽器メーカーなのでエンジン音もホンダに比べていいように感じる。
 その代わりメットインスペースが広く、フルフェイスを入れてもまだ余裕がある。加速には不満があるものの、家に停められないと意味がないので、最有力候補に上がった。
 自宅の駐車スペースに入れてみる。これがかなり難儀だった。カタログの車幅はハンドルの幅であり、バックミラーは考慮していない。駐輪スペースはクルマの脇を通った先にあるブロック塀と家の狭い空間だ。カーポートの柱や家の窓の格子や樋が邪魔し、バイクの進入を阻む。バックミラーはもちろん、ハンドルのグリップ先端やマフラーのカバーもこすってしまいそうだ。これ以上進めると借り物のバイクに疵をつけるかもしれないので、無理をせずあきらめた。ここにヤマハシグナスも候補から外れることになった。
3.スズキアドレスの試乗
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↑ほとんど「原付」のアドレス

 最後にスズキアドレスを試乗した。借りたのは貝塚市二色浜駅近くにあるレンタルバイク屋。というかガソリンスタンドだ。筆者が借りてから1年も経たないうちに、利用者が少なかったのかレンタルバイクは廃業してしまった。結局バイクは趣味の世界なのだ。
 スズキアドレスは先の2台に比べ車体が小ぶりだ。50ccの原付に125ccのエンジンを積んでいるようなものだ。というか外見は原付そのもので、格好良さという点ではPCXやシグナスに劣る。しかし動力性能、特に発進加速力は見るべきものがあった。これは軽い車体の割に強力なエンジンを積んでいるおかげだろう。
 アドレスの車幅は635mmと狭いのですり抜けも楽だ。信号待ちのクルマの横を注意深くすり抜けて、先頭のクルマのさらに前で待つ。信号が青となると同時に、アクセルを回せば、鋭く加速し、5秒もたたずに60キロに達し、さっきの先頭にいたクルマはバックミラーに小さくなっていた。短期間の試乗ではあったが、発進直後に抜かれることはついになかった。エンジンブレーキの効きもいい。交差点はアクセルを戻すだけで、無理なく曲がれる速度に落とせる。
 ブレーキは前輪が1ポットのディスク、後輪がドラム。前後輪ディスクブレーキのPCX、シグナスに比べ、装備的に劣る。レンタル車なので急制動はしなかったので真価は不明だが、確かにブレーキの効きがすごくいいとはいえないようだ。しかし実用面では問題なさそうに感じた。
 インパネは方向指示器のインジケータが左右兼用で、どっちが点いているのかわからないというのが不便に感じるが、必要にして十分な機能はある。むしろ凝っているPCXやシグナスと比べて見やすいくらいだ。デジタル時計も付いている。バイクには時計が必須である。いちいち腕時計を見るのは面倒なだけでなく、よそ見で事故の危険があるからだ。
 少し残念なのはメットインスペースが小さいことだ。フルフェイスのヘルメットが辛うじて入るスペースだ。これでは雨具はヘルメットの中に入れ子に入れるしかないだろう。そのかわりというわけではなかろうが、ヘルメットを引っかけるホルダーが右左両方ついている。これは二人乗りに使えるし、駐輪スペースによって左右どちらかしか使えないときに便利だ。
 こうして走っているうちにアドレスが気に入ってしまった。あとは家の駐輪スペースに収まるかどうかだ。
 帰宅後、アドレスを駐輪スペースに突撃した。我が家の塀と家の幅は740mmしかない。さらに雨樋があるところは600mmとさらに狭い。しかも自動車の横を通り、カーポートの柱も邪魔だ。マフラーはギリギリ当てずに突破したものの、どうしてもミラーが邪魔になる。ハンドルを曲げることができないのも致命的だ。バイクの場合、盗難防止のため、ハンドルを左に曲げてロックする必要がある。自宅の敷地内とはいえ、ハンドルロックができないのは防犯上問題が多すぎる。
 カタログ数値の上で、アドレスより車幅の狭いスクーターは存在せず、ここに筆者のバイク購入計画は潰えたかに思えた。
shako.jpg
↑あまりにも狭すぎる駐輪スペース
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