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マリーンズ首位で突入、2012交流戦 [野球]

 2012年千葉ロッテマリーンズは20勝12敗2分で交流戦に突入することになりました。パリーグはマリーンズ、ホークス、ファイターズが凌ぎを削っていますが、マリーンズはファイターズに弱く、ファイターズはホークスに弱い、しかしホークスはマリーンズに弱いという、三すくみというか、ジャンケンポンのような関係にあってなかなか抜け出せないでいます。
 交流戦はこの状態から脱するチャンスです。つまりお互いの対戦がないので、連勝を続ければ、一気にゲーム差が広がります。過去、そのようなパリーグのチームは優勝しています。
 さて、マリーンズ。先発投手陣はグライシンガー、俊介、成瀬、唐川、藤岡の順で回すようです。体力不足か疲れか投球内容が劣化している藤岡は、交流戦中にローテから落ちる可能性を頭に入れておく必要があります。そうなると中継ぎに置いている小野を先発にし、内をリリーフに昇格させるかもしれません。中後、益田の新人がリリーフ陣を支えていて、彼らの貢献なくして、この首位はなかったと思われます。しかしあまりに使いすぎです。首脳陣としてはそれを見越して、今のうちに使い、夏場には伊藤やロサの復活を期待しているのかもしれません。
 打撃陣は今江が上向きであり、何といっても角中が好調です。外野はサブロー、岡田、角中で固まり、伊志嶺は守備要員に落ちてしまいました。マリーンズの欠陥は本塁打を期待できる選手がいないことで、唯一それができたホワイトセルが2軍に落ちている状態。しかし本塁打を1本打つよりも二塁打を2本打つ方が全体として得点力が上がるはず。マリーンズはバレンタイン監督以来そのような指向をしていていました。場合によっては大松はベンチに下げ、確実性のある福浦を一塁に起用した方がいいかもしれません。もうひとつのネックは遊撃の根元の低い打力と不安定な守備です。全体のバランスを見た場合、彼しか任せられないので仕方がないですけど、接戦でのエラーは致命傷となるだけに恐いです。

 何はともあれ、まずは名古屋でドラゴンズ。吉見、浅尾がいないだけに、苦手のナゴヤドームとはいえ、連敗はしないだろうと思います。
 前述しましたが、これまで交流戦の優勝がリーグ優勝にほぼ直結しているので、マリーンズの頑張りに期待したいと思います。もっとも2006年のマリーンズは交流戦優勝しながら4位でしたが・・・。
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成都旅行記5 [旅行]

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第5日目 2011年8月16日(火) 晴
 6時00分起床。ちょっと寝足りない。
 7時30分朝食。ツアーの日本人観光客が目立つ。食事中に家へ電話。
 チェックアウト前にホテルの隣にある紅旗連鎖総府店というスーパーへ。会社で飲むためのパックのインスタントコーヒーを買う。20袋入り2箱で27.8元。袋当たり18円である。青島ビールはわざわざ買わなくてもという気持ちと液体は機内持ち込みが面倒なので買わなかった。
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↑これは紅旗連鎖総府店の隣にあるコンビニ
 昨日買ったばかりのシャツを着て、9時30分チェックアウト。
 バッグを転がすとうるさいので背負う。
 地下鉄の駅にやってきた。一人だけジョギングしている白人を見かけた。自動券売機は今日も1元札と硬貨は受け付けなかった。どうにかしてくれ。9時45分に乗る。「排臥侯車、文明出行」とホームドアの前の床に貼っている。降りる人が降りてから乗れということだろう。
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↑「排臥侯車、文明出行
 錦江賓館站に着いた。ちょっと迷ったものの、地球の歩き方の地図の通り道路の向こう側に、空港に向かうリムジンバスのバス停があった。パイプ椅子に座っている女の人に運賃を払う。10元である。運転手が早く乗れとせかす。バスは10時00分に出発。半分ぐらいの入りだったので荷物は持ち込んだ。
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↑リムジンバス車内
 10時28分空港着。出発ターミナルは明るく清潔な印象。11番カウンターに並ぶ。搭乗券が発行された。通路窓の希望は聞かれなかった。
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↑成都空港出発カウンター
 11時00分保安検査。財布からパスポートからあらゆるものがスキャンされた。突破に10分かかった。
 2階の出発ゲートは小綺麗だが、私が乗るC19ゲートのある1階は階段を降りたところにあり、鉄骨むき出しで古びている。お土産に小さなパンダのぬいぐるみを買った。11時30分搭乗口へ。
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↑2階出発ゲート
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↑1階出発ゲート
 1階はランプウェイバス専用である。バスは中国国際航空と書かれた連接バス。11時42分バス出発。バスの中で日本人を確認。右隣で文庫本を読んでいる同年代の男。ドアの近くにカップルがいる。半分弱ぐらいは外国人だった。
 11時52分に機内へ。沖止めの機体はA321-200、機体番号はB-6742。ちょうど軍の輸送機が飛び立った。高翼、後部4発ジェットと記憶する。もちろん写真撮影しようものなら職務質問の対象となろう。
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↑上海行きに乗り込む
 19Jは通路側。19Aには「上海ひとり歩き」を読む日本人。隣にいるなら「詐欺師に注意しろ」といいたい。しかしインド人系2人が阻んでいる。
 機内に聞いたことのあるBGM。新世紀エヴァンゲリオンのエンディングテーマだった。
 12時05分、バス第2陣がやってきて満員となった。私の隣も埋まった。
 12時17分機体が動き出し、12時44分に離陸した。停留時にも窓際からミストが出ていたが、離陸して水平飛行になるまで派手に出まくっていた。
 13時10分パソコンを開き、まずは出納帳の入力。そしてトイレへ。13時40分オレンジジュースを飲み、13時50分に機内食。チキンを選んだ。配られた黄色い箱の中にはパンとメロン、キュウリとトマトが入っていた。
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↑パックの機内食
 15時08分、軽い揺れを感じながら、上海浦東空港に着陸、92ゲートに接岸した。
 一旦出て出発ロビーへ。盆休みを利用しての家族旅行、日本語があちこちで聞こえる。最後なので荷物は預けた。今回も窓通路は聞かれなかった。
 搭乗開始時刻16時45分まであと1時間。意外とのんびりできない。
 保安検査は用意周到だったので軽く突破した。
 D228ゲートはエスカレータを降りたところにあった。またランプウェイバスに乗るらしい。搭乗口近くの売店はシャッターが降りている。これが開いていれば人民元を使い切ってしまうつもりだった。
 16時40分にはゲートに来ていた。待っている人はいない。中国東方航空と書かれた古いバスにはすでに何人かの客が乗っていた。17時00分バス発車。
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↑関西空港行CA便
 沖止めの機体はB737-800。17時07分、22Cに着座。足元が広いと喜んでいたら、そこは非常口となっていた。つまり座席の下には物を置けない。パソコンと文庫本を取り出し鞄をラックに収容した。隣は日本人の年配の親子。
 17時10分乗務員がカウンタをカチカチさせて人数確認し、機体は動き出し、10分後に離陸した。通路からは窓の外はよく見えない。
 17時55分に機内食。オムライスを選択。オムライスというよりもチキンの照り焼きだ。
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↑最後の機内食
 隣の人は眠っていたので、ハートマークのシールが前に貼られた。
 国際線なのでアルコールが提供される。白ワインを飲む。
 日本時間19時55分、あと10分で到着。もうパソコンは使えないのだが、黙って使っていると、乗務員に「ニイハオ」と注意された。
 20時11分に関西空港に着陸。20時38分に接岸。税関申告書を書いているとすぐに荷物が現れた。ユニセフへの寄付は4.2元とした。
 税関では「どちらに行かれましたか?」と聞かれただけだった。
 レンタル携帯電話を返却して、阪和線に乗り込んだ。
 大阪は成都よりも暑い。
 今回の旅行は峨眉山ツアーに割高感があったものの、それさえなければ満足のできる旅行だった。現地で勝ったガイドブックで知った洛帯。短かったが重慶への日帰り往復も楽しかった。料理では特に串揚げは病みつきになりそうだ。
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↑買ったパンダのぬいぐるみ
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成都旅行記4 [旅行]

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第4日目 2011年8月15日(月) 晴
 6時30分起床。朝食を食べに下に降りると、部屋番票を忘れていることに気づいて戻る。しかし今度はカードキーをどこに置いたのか探さねばならなかった。それは財布の中にあった。7時20分の朝食。さすが月曜日で空いている。
 さて今日の予定は重慶まで往復する。目的は重慶観光というよりも高速鉄道に乗ることであった。もし切符が手に入らなければ郊外の都江堰に行くことにした。
 8時06分ホテルを出る。地下鉄で成都北站へ。エスカレータでは「新城快報」というフリーペーパーが配られている。
 售票庁に並ぶ。障害者優先窓口というのがあるが、どう見ても健常者が並んでいる。お構いなしである。看板には「為了服務人民」とか書かれているが、窓口の対応振りを並ぶ人の肩越しから見る限りそうとは思えなかった。9時00分発はもう手に入らず、11時42分発であった。しかもこれは成都東站始発である。幸い昨日間違って東站に行ったので場所の見当はついている。しかしそこに向かう2路バスの停留所の位置を、昨日あれほど苦労して発見したのに、ど忘れしていて、ものすごい遠回りをしてしまった。
 9時37分発の2路バスは連接バス。今日は座れなかった。前に座っている用務男客が成都東発重慶北行きの切符を持っている。しかも同じ列車だ。この男に付いていけば間違いない。
 バスは結局最後まで座れなかった。レンタル携帯電話に付いている英単語ゲームをやって時間を潰した。東站を新設したのはいいが、連絡が北站から1時間もかかるバスとは成都市民は気の毒である。客の約半分は北站から東站に向かう客だった。地下鉄2号線の開通が待たれる。10時28分に成都東駅に着いた。
 成都東駅は西南部で初めての現代化鉄道駅で2011年5月8日に供用開始された。駅前広場の下に地下鉄・路線バス・タクシーの乗り場がある。入口の手荷物検査は割り込みが多くて進まない。
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↑駅コンコース
 現代化鉄道駅。中国鉄道局はそう称している。なるほどまるで日本の駅のようだ。日本ではほぼ絶滅している給水機は背の高さに合わせて4つある。この水を水筒に入れて列車に乗る中国人が多い。レストランとマクドナルド、ケンタッキーは階上にある。1階には「上島珈琲」という喫茶店とコンビニがある。上島珈琲といっても日本のUCCと関係なさげなデザインだ。そのコンビニでかっぱえびせんと水を買った。
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↑水飲み場
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↑上島珈琲
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↑コンビニエンスストアー
 切符売り場は多くの中国の駅と違ってホームと同じ建屋にある。
 7番乗り場にすでに多くの人が待っている。改札はホームごとにある。11時20分改札が開いた。切符にQRコードがあって、自動改札機もあるのだが、ほとんど無視されているようだ。私の切符も山小屋型の入鋏された。
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↑列車を待つ人
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↑乗車券
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↑ホームの高速鉄道
 200km/h以上で走行する高速列車は動車組と呼ばれ、列車番号はDで始まる。CRHとも呼ばれている。8両編成を2つ連結した16両編成。北京で乗った和階長城号とよく似ている。JR九州のハイパーサルーンのように車両の中央に扉があり、貫通路には扉がない。
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↑高速電車和階号
 配置は2列+2列で指定されたのは8号車3番。座席の直後は中間車の運転室だ。進行右側の通路側。回転クロスシートだがボックスシートのようにされている。この一等座は117元。同席の人はカップ麺を食べたり、ケンタッキーフライドチキンを食べている。一等車の客に相応しい感じはしない。デッキに給湯器がある。中国の鉄道は湯が提供されるのが普通である。日本では冷水器が取り外されて久しい。
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 予定より1分早い11時42分に発車した。5分後に160km/h、7分後に200km/hに達した。外気温31度、内気温25℃と電光表示される。そういえば空港バスや峨眉山のバスも気温が表示されていた。中国人は気温に敏感なのだろうか。かつては日本の新幹線にビュッフェにスピードメータがあった。日本ではオタク向けとして嫌われるのか、近年では設置されなくなった。こうした情報は日本の新幹線でも表示してもらいたいものだ。
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 同席者はiPADを触ったり、中国鉄路文芸、旅遊地理、旅伴旅客などという中国鉄道のフリーペーパーを読んでいた。携帯電話の着信音が頻繁に鳴る。日本のようにマナーモードにしたり、デッキで会話するといった配慮がない。というか日本が特異なのである。そのうち日本もお構いなしになるのだろう。
 中国のティッシュペーパーはたばこの箱のような物に入っていて、とても使いにくそうだ。
 12時36分に停車。信号所の対向待ちだったようだ。6分後に発車した。高速鉄道は単線なのか。それは恐ろしい。信号が誤動作すれば正面衝突だ。
 13時21分合川で停まる。幾人か降り客がいたようだ。地球の歩き方の地図にはこの付近の線路はない。どうやら最近できた新線らしい。ここでも対向待ちで13時28分に発車した。
 13時39分、大規模な立体交差。高速鉄道か高速道路かわからないが、なお建設中である。日本に比べ橋脚が細すぎる気がする。
 定刻13時55分重慶着。出口は遊園地のように広くとられていてきっぷの回収はない。
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↑重慶着
 トイレの前にある売店の名前が「一人静岡(口巴)超市」。静岡茶のようにオレンジに緑の字の看板なので不思議な感じ。
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↑一人静岡(口巴)超市
 まずは駅前の売店で重慶の地図を買う。値段を知らず5元差し出すと釣りはなかった。地図の裏を見ると6元だった。儲けたがいいかげんな金銭感覚。
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↑重慶駅
 成都と違って晴れていて暑い。暑さのせいか空調の効いている地下道で座り込んでいる人が尋常でなく多い。おそらく低所得者だろうから安易にカメラを向けることは避けた。
 タクシー乗り場には長蛇の列だったので、少し離れたところで、14時29分に黄色いタクシーを拾った。何しろ16時30分に帰りの列車が出発するので、2時間ぐらいしか重慶に滞在できない。乗り物好きとしてはとりあえずモノレールに乗らねばならない。貴花園大橋の北側には両端に料金所のように配置された中国石油のガススタがあった。地図を示して貴花園駅まで乗った。運転手は駅が見えると「あそこだ」と指差し、14時38分、駅に入る道の近くの路肩に止めた。
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↑タクシーはここで停まった
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↑貴花園駅
 駅は街路樹を抜けるとすぐだった。改札口に向かって歩くと、保安検査を促された。自動券売機はなく、窓口で買う。近い方の終点「較場口」まで買う。簡体字なので手帳に書いて買った。切符は成都地下鉄と同じでICカードである。14時48分にモノレールはやってきた。防護柵に近づくと向こうのホームにいる駅員に注意された。待っている乗客は南米人であろう。
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↑モノレールのホーム
 モノレールからの街の眺めを期待していたが、すぐに地下に潜ってしまった。14時56分、終点の較場口に着いた。ここでも地下道に座り込んでいる人が多い。
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↑奥に座り込んでいる人がいます
 見どころなどわからず適当に歩いた。鉑藍地にあるきれいな免税品店がある。地下にはマクドナルドとステーキハウスがある。平日の昼間、人影はまばらである。
 歩いても歩いても殺風景だ。地下鉄の七星崗駅があった。歩道橋から動画撮影。重慶らしい風景ではない。帰国後考えれば、解放碑の方面に歩くべきであった。
 由緒ありそうな城跡があった。上から石を投げ下から攻撃しようとしている銅像があった。碑をみると「通先門賦」とある。中国語が読めないのでわからない。地図を見ても何も書いていない。市婦幼保健院は人出が多かった。
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↑ここは何処
 もう15時30分である。もう帰らないといけない。タクシーは頻繁に走っている。空車の札もあるのにタクシーは止まってくれない。走る先にいい客がいるのだろうか。
 けしからんことに若い女が手を上げると停まるのである。
 観念して民生路にある国美電器の近くのタクシー乗り場に並ぶ。すでに10人以上並んでいる。もう時間は16時10分。ようやくタクシーに乗れたのは16時21分。中国の鉄道は15分前に改札しないと乗れない決まりだ。これで乗り遅れは確実になった。中国の鉄道きっぷは乗り遅れたら払い戻しも変更もできず紙屑となる。
 16時36分重慶北駅に着いた。列車はすでに出ている。駅前に聞いたことのある歌が流れている。それはクールファイブの「長崎は今日も雨だった」。歌は中国語だったような気がする。
 まずはきっぷを買わないといけない。早く買わないと、満席になってしまう。時刻表は電光掲示板にしか表示されず、すぐにスクロールしてしまう。必死にメモする。18時18分発の成都行を確保した。変化を求めて2等座にする。一等は117元、2等は98元である。そんなに変わらない。窓口氏は何か言った。理解できなかった。後ろの客が示したのは身分証明書であった。私は外国人なのでパスポートとなる。パスポートの数字のみ入力される買ったきっぷの月日、行き先などの情報は窓口横のディスプレイに表示されるのでわかりやすい。これは日本より進んでいる。
 さて腹ごしらえだ。中華のファーストフードは漢字が読めないのでやめて、無難なマクドナルドにした。混雑していて偶然空いたベンチに辛うじて座れた。23元。
 保安検査で乗車券のチェック。中にある改札口から入ろうとしたら係員が「あっちだ」と右手を指差した。「あっち」の近くの電光表示には18:18発成都とある。
 出口に近い端の方に入口がありすでに人が集まっている。その入口近くにあるトイレを利用。子供が小便を終わったあと水洗ボタンを押すと、水漏れして、彼の服はずぶ濡れになった。便器と水洗ボタンの間のパイプが外れていたのである。
 売店でジュースとミネラルウォーターを買う。ジュースはその場で飲んだ。本来ならホテルのミネラルウォーターを持ってくればいいのだが、忘れたのである。ジュースは5元、ミネラルウォーターは2元であった。
 成都でもそうだが重慶でも男性はシャツを胸までまくり上げて腹を丸出しにしている人が多い。正直言って格好悪い。女性も背中をぱっくり開いたスリーブレスを着ている。要するにそれだけ暑いのである。
 18時02分に改札開始。
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↑成都行を待つ人
 指定されたのは15号車32番。2等車は3+2列で、貫通路の幅確保のため端部のみ2+2になっている。その端部の右進行方向逆に座った。前の男にいきなり声を掛けられた。「没听憧」と言ったが通じなかった。1等との違いは座席の幅の他にリクライニングしないのと肘掛けがない。
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↑2等座
 18時18分に定刻発車。まもなく川の向こうに重慶市街地が見えた。車内から撮った写真は何故か気に入っている。あまりにも短い滞在時間だったが、さらば重慶。
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↑さらば重慶
 中国の農村の家屋は屋根がコンクリむき出しなのが多い。貧しさを感じさせる。座席はほぼ満席。1000万人都市を結ぶ線なのに1時間に1本では少なすぎる。3本は必要だろう。日本は東京-大阪間で1時間に8本である。
 20時00分ようやく外が暗くなった。ゴミ集めの女性が徘徊し、キャビンアテンダントのような美人の車掌がいる。検札にきたが私のはチェックしなかった。車掌の左袖の記章は菱形でやたらと大きい。
 携帯電話はあちこちで鳴る。中国語の「もしもし」は「ウェイ」で、漢字で書くと(口畏)となる。
 はす向かいの母親は「てんしのおまもりAKIBA NORIYUKI」と日本語の書いたポリ袋を持っている。
 20時16分成都北駅着。定刻より2分早い。20時29分に地下鉄に乗って天府広場へ。広場は明るく人出も多い。
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↑夜の天府広場
 ホテルに戻る前に、買い物をする。イトーヨーカドーは日本の価格ほぼそのままだ。無印良品などは日本の価格がそのまま貼られている。200円だとすれば、だいたい20元で売られている。割高である。客も少ないし、買っている人も少ない。
 JEANSWESTという店でシャツを2枚買う。一枚160元で実はそれほど安くない。それでもこの地域で一番安いらしく客が一番多かった。
 その近くのビル2階にある日式焼肉バイキング店に入る。しかし奥の方に入っても店員は無視していた。その隣にある韓国焼肉店も店員は何し来たという感じだったので撤退。あとから考えると閉店時間が近づいていたのかもしれない。
 21時57分ホテルに戻る。雨が降り始めた。
 重慶でハンバンガーを食べたのは4時間前で既に空腹。ルームサービスを頼むことにした。欧米日のホテルでは高くて手が出ないルームサービスも中国では手頃だ。スーパーで買った青島ビールを冷蔵庫で冷やして、風呂に入る。22時20分、3番にダイヤルしてサンドイッチを頼む。
 20分後に女性が持ってきた。サービス料15%を含む69元であった。小銭を処理したくて細かいお金で払ったが嫌な顔はされなかった。
 さすがホテルのサンドイッチだけあってボリュームがあって美味しかった。ルームサービスも悪くない。
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↑ルームサービスのサンドイッチ
 明日の飛行機のオンラインチェックインをしようとしたら、個人情報が漏れる可能性がありますとメッセージが出た。中国では検閲があるのでSSL利用に制限があるのかもしれない。
 0時30分頃寝る。
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成都旅行記3 [旅行]

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第3日目 2012年8月14日(日) 曇
 5時00分に目覚め、7時00分に起きる。
 7時20分、3階の朝食会場へ。昨日よりは空いていた。
 8時40分ハウスキーパーがやって来た。洗濯物はないかということだった。8時50分に外出。「掃除してください」のサインは札ではなく、ベットにあるスイッチで操作するのだが、ドア横のライトは点灯しない。
 天府通を手に入れるため、成都北站を目指す。しかし降りた駅はひとつ手前の人民北路だった。降りた時にはそれとわからず、一体どこに駅があるのかと思った。駅のある北に向かって歩く。雑然とした商店街にタイ航空のような藤色のスカートを着た中国鉄道の服務員が数人歩いていた。駅は間違いなく近い。
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↑成都駅
 そして駅にやって来た。日曜日とあって人出がすごい。脚が曲がらなくなって四つん這いで這う男はCDプレイヤーを紐で引っ張りながら物乞いしていた。中国では駅構内待合と切符の買うところは別の建物であることが普通である。窓口は長蛇の列である。空いているのは退票処というキャンセル窓口だ。動車組という高速鉄道は自動券売機で買える。こちらの行列は有人窓口ほどではない。しかし中国人の身分証明書が必要だ。
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↑切符売り場
 そんなことより天府通を手に入れることだ。それは成都市内限定だから、中国鉄道の窓口では買えないのは明白だ。地下鉄の駅かバスの営業所が普通だろう。バスターミナルを見てみたがバス停があるだけで窓口はない。旅行社で質問してみようと思ってビルに入ると、来訪者は記帳せよとのこと。面倒なのでやめた。地下鉄の窓口で質問する。ボランティアの人が書いてくれたメモによると「公共交通站にある」という。
この筆談の質問は
天府通在(口那)理売?
回答は
在天府通公司売、試到公交站去売
バスの車庫ということかどこにあるのかわからない。交通カードは北京、上海、東京、大阪では駅の窓口で買える。しかしソウルと成都では買えない。なぜそんな風になっているのかわからないがそうなっている。これを手に入れるだけで丸一日かかりそうだ。私は諦めることにして、その都度運賃を払うことにした。仮に交通カードを手に入れても最初に入金する500元分を利用するのは難しいという事情もある。
 今日は洛帯老街という清代の街並みを残している地区を目指すことにしていた。ここは地球の歩き方に載っておらず、私も上海で買った「成都攻略」というガイドブックを買っていなかったらその存在は知らなかった。ここを午前中を過ごし、午後からは武侯祠と杜甫草堂目指すことにしていた。しかしもうすでに11時00分である。地図によると2路バスで五桂路バス站に向かい、そこから219路バスに乗り換えるとある。2路バスの乗り場を探すだけでも苦労した。乗り場は鉄道駅の正面から見て西側にあった。すでに長蛇の列となっていて、中国ではありがちなことだが割り込みが多くてなかなか進まない。
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↑並んでバスに乗る
 この2路バスは乗客が多いらしく連接バスが運用されている。そのバスにようやく乗ることができた。ほとんどの人は交通カードを利用している。持っていない人は、札しか入らないような料金箱に2元入れる。不正乗車を防止するため後ろの車両に車掌が乗っていて、ここでも料金収受を行っている。
 11時42分にようやく乗れて、2分後に発車した。二環路は混んでいて地図では近くに見えるのになかなか進まない。成都のバスは降車ボタンはなく、客がなくても必ず停留所に停まる。12時30分頃塔士山公園が見えた。12キロ程度の距離しかないのに1時間近くかかっている。自分は終点まで乗るものだと思っていたので、バスターミナルらしき建物が見えても降りなかった。しかしバスは大きな川を越えて、12時35分、真新しい成都東站前に到着した。また1区間元に戻らないといけない。乗り場は地下にあり、すでに列ができていた。
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↑真新しい成都東駅
 12時45分発のバスに乗り12時50分に五桂橋公交站で降りた。
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↑五桂橋公交站
 マクドナルドはあるが、ハンバーガーはもういい。売店でクラッカーとジュースを買った。クラッカーには「法式薄餅」ジュースには「統一芒果」とある。「法式薄餅」は要するに風月堂のゴーフルである。ちなみに中国ではフランスを「法国」と呼ぶ。菓子の袋を開ける時に実感するのは、日本の接着剤の品質の良さ。それほど力を入れなくてもきれいに開けることができる。特に最近の佐川急便の送り状はダンボールに糊の跡が残らず驚異的である。
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↑法式薄餅
 219路バスに乗ったのは13時30分。クーラーはなく、天井の窓が開いている。いちばん後ろの席に座った。隣の男は「夏至東至」という本を読んでいた。まもなく車掌がやって来て、1元札を差し出す。成都ではエアコンなしのバスは1元、エアコン付きは2元と聞いていたからだ。しかし車掌はどうやら行き先を聞いているらしかった。私は地図の欄外にある洛帯を指差した。周りの客が発音してくれて、3元徴収された。
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↑洛帯行バス
 バスはしばらくすると、成洛大道というやたらと広い産業道路を走る。一部工場や大学が進出しているが大体は空き地。それでも客がいるのかこまめに停車する。
 14時18分洛帯に着いた。大都市郊外の街という感じで、日本でいえば大阪市此花区あたりを思い起こさせる。
 14時25分、洛帯老街の入り口に着いた。日曜日だけに人通りが多い。日本人は見かけない。早速歩いてみる。街並みは確かに清代の様だが、売っているものは現代のものだ。浅草に来たようである。
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↑洛帯老街
 的屋があるのはまるで日本の縁日のよう。一方では日本の100円均一のような品揃えの「二元自選超市」というのもある。ただ日本ほど実用品は豊富ではなく、中国結程度のアクセサリーのようなものである。
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↑二元自選超市
 清時代の衣装を着て撮影するコスプレ屋のような店もある。
 あまり日本では有名でない洛帯だが、日本語の案内板もある。
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↑案内板
 14時52分、老街の端に到着した。見ていて楽しいが、とりあえず腹が減った。
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↑老街の端
 「2011成都洛帯客家水放○」というみんなでシャワーというかミストというかを浴びるイベントをやっていた。
 15時00分、媽媽涼麺を食べる。何か知らないが担々麺によく似ている。わずか4元。辛いのはわかっていたので甘いものも欲しかったが、どう注文したらいいのかわからなかった。食券を買って、窓口で受け取る。籐製の盆で席まで運ぶ。麺は辛かった。量も少なかった。
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↑媽媽涼麺
 店を出てから甘いアイスクリームで口の中を中和する。
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 5角徴収する有料トイレは大便器の扉もないほど汚いトイレであった。先客の中国人から「ショウベン?」と聞かれた。中国語も日本語もそこは同じらしい。
 15時40分発のバスで戻る。
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↑帰りに乗ったバス
 既に満席で立った。ホットパンツをはいた女性車掌から切符を買う。今度は3元間違いなく支払った。バスが発車してからある客が、ステップに落ちていたと1元札を持ってきた。車掌はその1元札をフロントガラスの前に置いて、勘定合わせを始めた。計算結果は合ったようであった。このバスは降りる客がなければ通過するらしい。
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↑勘定する車掌
 車掌は座っている高校生に「車内にゴミを捨てるな」と指摘した。その車掌はゴミを窓から投棄した。高校生もそうした。日本ではさすがに車掌がそれをしないだろう。
 16時30分五桂橋公交站に戻った。ここから諸葛孔明の廟である武侯祠を目指す。看板の各系統別の停留所名を眺めて「武侯○○」と書いている92路バスに乗った。双桂路から二環路を走る。16時58分、成仁公交站を右手に通過した。徐々に目的地に近づいていると思われた。しかしそのためにはバスは右に曲がるべきところを左に曲がった。これはまずい状況である。17時37分太平村という停留所で降りる。ただこの停留所名の記憶は曖昧である。道路標識と地図を照らし合わせ、武侯大道双楠路にいることがわかった。武侯祠に近い通りは武侯祠大街で、街と道を見間違えたのである。ここから武侯祠までは6キロほどある。とても歩いて行けないので、18時08分、双楠路バス停から53路バスに乗った。「成都攻略」に武侯祠へは53系統バスに乗れと書いてあったからだ。しかし南郊路下車と書いているが、53路にはその停留所名はなかったので不安はあった。
 果たしてそのバスは武侯大街は通らず、18時24分、小南街南で降りる。ここで降りたのは錦江という川が流れ居場所の目星がつけやすいからである。その川に石造りの車が通れないアーチ橋があった。いい形なのでカメラに収める。
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↑別にいわれのない橋
 ガイドブックを見たが、別に深い歴史はなさそうだ。それを渡って川沿いを歩く。三六三医院の横を抜けてようやく武侯祠大街にたどり着いた。ここまでくればもう大丈夫。
 武侯祠の入場券売り場はまだ開いている。60元と比較的高い入場料を支払った。もう19時00分なので、ほとんど閉門ギリギリだった。
 武侯祠は元々蜀の軍師諸葛孔明を祀った施設だ。造られたのは1500年も前だ。その後明代に、彼の主君である劉備元徳、彼と義兄弟の契りを交わした関羽、張飛の武将を祀った漢昭烈廟と統合された。孔明の廟が奥にあるのはそうした経緯による。外は大分暗くなっているが、廟内は元々暗いので観覧には支障がない。しかしどうしてもフラッシュを使わないといい写真が撮れなかった。フラッシュ撮影禁止の表示がなかったがいいのだろうか。表記は中国語、韓国語、日本語、英語である。
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↑諸葛孔明
 廟は全体の3分の1ぐらいの広さで、まだ見るべきものはあるのだが、もう暗くなっており、撤退することにした。
 武侯祠の東側には錦里という古い街並みを再現した食堂街がある。そこを歩いた。さすがに時間帯なので、多くの人が歩いている。峨眉山や洛帯では見かけなかった、白人観光客も多い。スターバックコーヒーもある。
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↑スターバックコーヒー
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↑錦里
 三大炮というきなこもちを食べる。これを餅を金属製の小さな皿が並んでいるところにバウンドさせてきな粉のあるところまで飛ばす。その時にチャーンという音がなる。きなことあんみつをまぶして食べる。中国料理は音も食べるのである。
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↑三大炮
 ところで私は本格的な四川料理を食べていない。この武侯祠周辺で食べることにした。黄色い看板が目立つ「呉銘火鍋」で食べることにした。白人の方が多いくらいだ。私はひとりだったので、大テーブルに座らされた。
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 注文の仕方がわからない。用意されたのは漢字のみだった。英語併記のメニューを持ってきてくれた。ビールを飲んで出来上がりを待つ。前菜を頼もうとしたら、まずはベースとなる鍋底類という出汁を選んでくれということだった。(魚即)と書いているのを選んだ。(魚即)とは鮒のことである。火鍋とはいわゆるしゃぶしゃぶである。鍋は同心円状の二重になっていて内側に鶏ガラスープ、外側が唐辛子と山椒の入った辛いスープと2種類の味を楽しめる。それにラー油をつけて食べる。なかなかのお味だ。隣の中国人など残りをビニール袋に入れて持って帰っているくらいだ。注文したものの写真は撮っているが、何を注文したが覚えていない。
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 勘定が終わってレシートくださいというと、持ってきたのは領収証で、注文内容を書いたレシートではなかったからだ。勘定は123元。量の割に安い。
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↑呉銘火鍋
 21時22分、タクシーに乗る。成都のタクシーは緑色だ。21時33分ホテルに着いた。運賃は14元。日本円なら200円くらい。路線バスなど使わずタクシーを使えば効率的に観光できることだろう。
 ホテルの部屋に戻ると、お茶を沸かして、インターネットした。0時30分頃寝た。
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成都旅行記2 [旅行]

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第2日目 2012年8月13日(土) 曇
 7時00分に起床。カーテンは分厚いのはホテルの常。光が差さないので寝過ごしがちだ。
 7時30分に朝食。混んでいて席を確保するのに難儀した。内容は中華洋食の折衷だった。
 部屋のトイレで大便していると、トイレ内の電話が鳴った。ロビーにいるツアー会社のガイドさんだった。予定では9時00分のはずだというと、渋滞が予想されるので8時00分に変更したのだという。その旨をホテルのフロントに伝言し、私の携帯電話に45回連絡したが留守電だったという。おそらく4,5回の間違いであろう。
 それはともかく急がなければいけない。慌てて準備して、ロビーに降りる。8時35分、ガイドさんがいた。喬莎莎(キョウササ)さんという23歳の女性で、去年大学を卒業したという。ホットパンツをはいていて太もも丸出し、バストは90cmはありそうだった。運転手に促されるようにクルマに乗り込んだ。BUICKという黒塗りのアメリカ車で後ろには販売委託先の「上海通用」の文字がある。日本でいえばレクサスクラスだろう。日本ではほとんど見かけない。乗り心地はそれほど悪くない。燃費や故障率はどうなのか知らないが、内装・走行において日本車に劣るところがあるとは思えない。ソナーが装備されているらしく近くに障害物があると、ルームミラーにクルマの形をしたオレンジ色のアイコンが点灯する。かなり接近すると音で警告を発する。
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↑BUICKの内装
 喬さんが解説を始めた。日本語があまり上手くなくて、と断った上で日中電子辞典でたびたび意味を確認している。私もそれに「日帰り」と打ち込んだ。
・成都は曇りの日が多く、太陽を見ると犬がワンと吠えるらしい。
・成都は肥沃な四川盆地の中心にあり天府という異名を持つ。
・成都の市の花は芙蓉。これはかつて同地を支配した蜀王劉備が好きな花で、彼を慕う民が芙蓉を植えて、街が芙蓉に満たされたことによる。
・芙蓉の花は成都市の市章に採用され、天府広場にモニュメントがある。
 9時00分前にG5京昆高速道路へ。追い越し車線は120km/hが制限速度。その横に青い100の下に横棒のある標識があって、おそらく最低速度100km/hという意味だろう。クルマはほぼ120km/hを巡航して走った。
 9時13分新津SAを通過。新津という地名や日本のそれによく似たサービスエリアは懐かしさを感じさせた。
 喬さんは運転手との会話に専念している。中国語なので全くわからない。
 9時21分、蒲江方面と眉山方面への分岐にさしかかり、眉山方面に進んだ。ここまでは3車線だったが、そこから先は2車線になった。仙女湖まで1.7kmの看板。アメリカと同じく景勝地は茶色の看板で示していて、これは日本でも採用してもらいたい。
 9時26分、このツアーの代金2000元を支払った。日本円では26000円。一人だけの参加とあって日帰りにしては割高である。しかし日本語ガイドがついてセダンで快適に移動できるのだから仕方がないのだろう。けれどもせめて半額だろうと思ったりする。
 このあたりは田園地帯を進む。
 9時40分、眉山SAを通過。SA内に超市というスーパーマーケットがある。ここを過ぎると広告は沿道の看板よりも跨線橋に横断幕という形式になる。その中のひとつに「蜀南竹海 国家最美的十大森林村」とあった。日本から持ってきたガイドブックにはその記載がない。
 「系安全帯」と沿道の標識にあるが二人ともシートベルトは付けていない。
 9時55分、峨眉山まで67km。
 クルマは中国車が多い。しかしフォルクスワーゲン、シボレー(上海汽車)、トヨタ、ホンダ、そしてスズキのスイフトが日本以上に存在感がある。それにアルトもたまに走っている。ヒュンダイとBMWは同じぐらいの比率で全体的には多くない。ベンツはほとんど見かけなかった。全体としてはアメリカ車が健闘している。
 天気は曇りというより、霧である。標高が上がっているのだろう。
 10時14分、楽山站で高速道路を降りる。運転手は5元支払った。楽山市内を走行。シクロのような乗り物が走っている。ベトナムかインドに来たような雰囲気である。道路清掃車を見かけた。
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↑シクロのようだが
 10時56分、ここでクルマを降りる。喬さんが切符を買いにいってくれた。その間、バスターミナル内の薬局の前で待つ。11時03分、バスに乗り込む。ここから峨眉山風景区となる。上高地のように一般車両の入山制限があるのかと思いきや、実際は乗用車が走っていた。バスは振動で文字が書けない。
 11時08分、満員になってバスが出発。周りは中国人ばかりで日本人はいない。
 峨眉山は猿が多いらしい。民家にも侵入するので「強盗」といわれる。そのため民家の窓には柵がある。
 酷い渋滞に突入した。5分ごとに少ししか動かないので眠くなった。12時40分に動き出した。予定ではあと20分で着くことになっている。とうていそれは無理だ。渋滞の原因は故障車らしかった。ボンネットが凹んだクルマを見かけた。
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↑渋滞に巻き込まれる
 13時10分下り坂になり、13時13分に土産物店で休憩。トイレは汚かった。13時24分に出発。
 13時34分にまたゲートがあり、係員が乗り込んで検札。13時40分にバスが再始動し、14時27分にようやくバスを降りた。どうやらここからは徒歩らしい。
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↑バスを降りる
 14時30分、広い駐車場を横断して、遅い昼食。肌寒いのに屋外テーブルを割り当てられた。喬さんもさすがに寒いのか上着を着ていた。注文は喬さんに任せた。ジャガイモのみじん切り、お焦げ料理、卵トマトスープ。川菜ではあるが辛くなかった。無難なお味である。ジャガイモは美味しいと思った。
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↑ジャガイモのみじん切り
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↑お焦げ料理
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↑卵トマトスープ
 14時55分、食事を終え、いよいよ峨眉山を目指す。まずは約30分の山登りである。沿道には土産物店が溢れている。買っている人は少ない。人気があるのは猿の縫いぐるみである。高齢者は担架のような輿に乗って上り下りしている。彼らは荒いので、喬さんにたびたび注意される。歩いているうちに暑くなってきた。
 15時15分、ロープウェイ駅に到着した。喬さんはケーブルカーと言っていた。私は先に並び、喬さんは切符を買いにいった。列はどんどん進んだので、彼女を待つ私はやがて最後方に下がった。彼女は階段を上がってきた。
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↑ロープウェイ麓駅
 15時25分、ロープウェイは大型で100人は乗れる。約4分で山頂に到着した。
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↑ロープウェイを待つ
 やがて峨眉山の象徴ともいえる四面十方普賢金像が見えた。天気は晴れているので輝いて見える。ただし下界は厚い雲に覆われて全面白で何も見えない。せめて雲海を見たかったものだ。四面十方普賢金像の後方にあるのが、大雄寶殿で金色の大きな建物。なお正式な名を華蔵寺という。三体の仏像が安置されている。ここは撮影禁止。私は般若心経を読経した。
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 さらに後方にあるのは金頂という建物。二層で屋根壁とも金色である。特に早朝にここから見える日の出は壮観だという。そのため金頂大酒店というホテルがある。標高は3077mというが暑い。ここ峨眉山にこのような仏教施設が造られたのは後漢の頃というから、優に1800年も前のことである。今見ているこれらの施設はいつ頃再建されたのかガイドブックを見ても書いていない。どうも私は近年になってからの再建のような気がする。世界遺産に違いないが、沿革としては京都の金閣に似ていると思う。
 金頂のすぐ隣で武術のデモンストレーションをやっている。騒がしい雰囲気は場違いな気がするが、天気が悪くてがっかりすることが多い客を慰めるためにやっているのだろうか。沿道のあちこちには「武」の幟が立っている。
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 来た道を降りる。数匹の猿が近くに寄ってきて観光客の輪ができていた。喬さんによるとここの猿は頭がいいですといっていた。

 16時30分、降りるロープウェイの順番待ち。16時35分ロープウェイに乗り込む。動き出すと揺れて「オーオー」と歓声が上がる。
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↑ロープウエイ山頂駅
 17時05分、213号車のバスに乗る。往路とは違うバスだ。最後方の席に座る。満員となってすぐに発車した。歩き疲れて眠ってしまった。喬さんも伏せっている。左隣の隣に座っていた露出度の高い服を着ていた女性は何故か私の隣に座っていた。その時は理由はわからなかった。17時45分トイレ休憩。大便器いわゆるニイハオトイレでドアがない。ただし仕切りがある。便器にはウンコが溜まっている。かつては中国では一般的であったこのトイレも都会ではお目にかかれなくなった。私も見たのは初めてである。
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↑ニーハオトイレ
 17時52分に出発。隣に座っていた女性は運転席の隣の補助椅子に座った。バスは揺れる。乗り物酔いをする人もいる。隣の女性はおそらく、少しでも揺れの少ない真ん中の席に移動し、それでもダメだったので前へ移ったのだろう。
 最初は順調だったが、18時18分、またしても渋滞に捕まった。
 喬さんに成都市内の交通カード「天府通」の購入場所を聞く。彼女は成都北駅と答えた。これは間違いないだろうとおもった。18時45分警察を見た。ここが事故の現場か。しかしまた渋滞。
 2008年四川大地震について聞いた。成都市内ではほとんど被害はなかったのだという。しかし大地が揺れること自体初体験の人が多かったという。被害が大きかったのは都江堰周辺だったという。18時56分、駐車場で一部の客が降りて、19時11分ようやくバスターミナルに戻ってきた。
 喬さんは携帯電話で頻繁に連絡を取り合っていた。彼女の使っている電話は小さなフルキーボードの付いたタイプ。メールはピンインで打ち込んでいるという。見渡したところ、中国ではスマートフォンのようなタッチパネルの方が普及している。エレベータの中で使っているのを見ると、指で直接漢字入力している。おそらくほとんどの中国人はこちらの方が入力しやすいと思われる。またアルファベット入力の国もテンキーよりもおそらくこちらの方が入力しやすいだろう。したがって今後の携帯電話は生産コストを下げるためタッチパネルが主力になるものと思われる。日本のガラケーは消滅する方向だろう。テンキー付きは視覚障害者向けのみになるだろう。
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↑彼女の携帯電話
 歩道でクルマを待つ。待っている間に了解を得た上で彼女の写真を撮った。ホテルに戻る頃には真っ暗になっているからラストチャンスだった。
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↑喬莎莎さん
 19時21分。クルマがやって来た。予定ではこの時間にはホテルに戻っているはずだった。
 19時47分、高山領収站を通過した。沿道は「周遊魚」とナマズの絵が描かれた看板をあげた店が散見する。
 20時05分、もうライトなしでは字は書けない。成都まで125km。21時17分、成都料金所を通過。
 21時35分ホテルに戻った。充実感に欠けた観光ツアーだった。
 再び外出。外出したのは夕食のため。手軽に済ませたいという理由で「Dico's徳克士」というハンバーガーショップに入る。若年層を中心に客が多い。ほとんど食べたものを片づけず散らかしたままなのは中国らしい。
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↑Dico's徳克士
 今日も昨日と同じように肉串を買う。昨日は適当なのを3本渡して揚げあがりを待ったのだが、今日は店員の勧めるのを選んだ。10元札を渡すとなんとお釣りはなかった。外国人だから莫迦にしているのか、選んで貰った串が高かったのか、深夜料金か物価が急に上がったのかとか夢想したが、一番目の理由が正しいだろう。外国ではお釣りの間違いを指摘すると、小銭を投げつけられると聞いたことがある。不愉快な思いをしたくないので我慢することにした。
 洗濯して、風呂に入る。買ったビールは雪花LIGHTと書いているだけに、沖縄のオリオンビールのように薄かった。

↑中国のテレビ放送
 0時30分頃寝た。
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成都旅行記1 [旅行]

 2011年初、既にユナイテッド航空のマイルが2万マイル貯まっていた。往復2万で行けるのは中国、韓国、台湾のみ。そこで中国で遠いところを目指すことにした。ウルムチも考えたが、ちょっと未知な気がして、内陸部の大都市成都を目指すことにした。成都の近郊には世界遺産の九寨溝や峨眉山、楽山がある。九寨溝は成都からでも3日はかかるし、予約も取りにくい。成都友好国際旅行社の峨眉山のみの観光ツアーに参加することにした。これはネットで予約し、丁重なかついかにも中国人の書いた日本語の「あなたのおスケジュールは」で始まる確認メールが届いた。料金の2000元は現地払いとなる。
2日目は成都市内を観光し、3日目は高速鉄道に乗って重慶を日帰り旅行。当時、中国の高速鉄道が大事故を起こし、事故の車両を地面に埋めるという蛮行を起こした。しかし私は気にしなかった。
 関西空港から上海浦東経由で成都へ。キャリアは中国国際航空である。

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第1日目 2011年8月12日(金) 晴
 6時00分に起きた。7時48分には関西空港のチェックインカウンターにいた。 オンラインチェックインで座席を指定したはずだが、希望を聞かれた。搭乗券発行直後に窓側から通路側に変更した。
 財布が心細いので、ATMでお金を引き出した。
 保安検査を終え8時20分に出国審査。38番ゲートに腰を下ろした。
 搭乗した中国国際航空ボーイング737-800は、予定より10分早い9時15分に動き出し、9時32分に離陸した。
 機内では成都のガイドブックを読む。ただ明日は峨眉山日帰りツアーに参加するので、それに遅れないように起きるだけ。別にあわてて調べる必要はないというわけで、もうひとつ検討は真剣味を欠いた。
 ここからは中国時間で記す。9時15分に機内食が配られた。そばつゆにパイナップにみかん。まだ昼前であり食欲がないが、結局全て食べた。コーヒーを2杯飲んだ。
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↑最初の機内食
 10時15分、機体は雲の中に入り急に揺れた。10時33分上海浦東空港に着陸した。外は雨が降っていた。11時15分に入国審査。何も聞かれなかった。ただ写真を撮るため帽子をとる。入国審査を終えると欧米人に「excuse me」と声を掛けられ、脇の下に挟んでいた帽子を落としていることに気づいた。
 5万円分を一気に両替する。空港の換金レートは悪いのは知っているが、面倒を避けたかったのである。同じように両替していた白人は札束に驚いた様子であった。
 ツアーの人達に紛れて乗り換え口に進むと、その人達は搭乗券を手にしていることに気づいた。どうやら搭乗券が必要なようである。しかしチェクインカウンターはなかったし、乗り換え口には係員が常時いないようだ。バギジクレームの女性係員に聞くと、一旦外に出ろとのことだった。到着口に大勢の人が待っている。有名になって偉くなったような気分だが、ここには私を待っている人はいない。
 11時40分にチェックインする。初めて訪れる成都。ぜひ空から眺めたい。当然窓側を選択した。12時00分に保安検査を突破して、やたら長い通路を歩いた。適当なところに座って、ノートパソコンを開く。無線LANが無料で使えるものの、容量が小さいのか電波状態が悪いのか途切れがち。時間がかかってイライラし快適なWeb環境とはいかなかった。あらためて搭乗券を眺めてみると搭乗口はC79だった。今座っている場所はC59搭乗口で、キャリーバッグを転がして、ターミナルビルの端から端まで歩いた。1キロはありそうに思えた。
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↑上海浦東空港搭乗口
 その途中、本屋で「成都攻略」という中国語のガイドブックを買った。レジで目の前の本を薦められたが、私が日本人だとわかると引いた。
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↑中国の本
 13時25分に成都行きに乗り込む。すでに機内は満員だった。出発予定の13時40分に遅れること30分。14時10分にようやく機体が動き出した。14時26分上海を離陸した。
 15時40分に機内食。さっきの上海行きより立派なのが提供される。ただし国内線なのでアルコールはない。食事の選択の際、アテンダントは中国語のみしかできないらしく、言っていることがわからなかった。適当に聞いた単語をオウムがえしで回答した。
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↑2度目の機内食
 座っている16A席から左舷に目を転じる。エンジンはよく見えるが、下界はよく見えない。もっとも見えるのは雲だけだった。食後ということもあり次第に眠くなった。隣の隣は関西空港から上海行きでも通路を挟んで座っていた男性だ。熱心に日本語のガイドブックを読んでいた。
 17時00分厚い雲の下から僅かな下界が見えた。これが成都か。カメラでパチパチ撮るが何しろエンジンが邪魔だ。規則破りの着陸寸前の動画撮影。17時03分に着陸。結局離陸と着陸寸前しか見えなかった。誘導路はコンクリート剥き出し。1千万人都市成都の空港とは思えず、ロシアの空港のようだ。停まっている機体も少なかった。17時17分、13ゲートに着いた。17時25分に到着ロビーへ。
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↑成都国際空港
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↑歓迎
 トイレの小便器の前に「上前一小歩 文明一大歩Please Aim Carefully」とある。英語では「気をつけて狙ってくれ」、中国語では「一歩前へ出ろ、それは文明国と呼ばれる大きな一歩」。小便をこぼすなという意味は同じである。
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↑上前一小歩
 本屋に入る。成都の市街地図がない。地球の歩き方を含めて日本のガイドブックは掲載されている地図は誤りが多い。そのため地図は必ず現地で購入もしくは貰う必要がある。
 地図は諦めて市内に向かうリムジンバスに乗る。303路バスと称するバスは17時50分に発車した。チケットはバスの入り口で購入する。運賃は10元。日本円で130円。半時間程度かかるそうだから、関西空港から和歌山間に相当するが、こちらは1000円する。中国は日本の物価の10分の1程度だ。経済成長が著しいとはいえ、2年前北京に来た時と変わっていない。
 バスの中から自宅に電話する。
 18時00分、高架道路でバスは停まった。運転手が乗客に降りろという。運転手は後ろのカバーを開いてエンジンをのぞき込んでいる。どうやら故障したらしい。乗客はクルマがすっ飛ばす路肩でひたすら待った。ある女性が我慢できずに、タクシーを拾って乗り込んだ。その直後、救援のバスがやって来た。18時08分にバスは発車した。女車掌は何やら言い訳してクーポンなどを配っていた。
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↑いきなりバス故障
 途中、地下鉄の駅のあるところに停車していく。成都市の地下鉄は2009年に開業したところだ。
 18時36分、珉山飯店前にあるバスの終点に着いた。地下鉄が走っている大通りまでの間にごく小さな本屋があった。成都市街地図はここで手に入った。座っているおばさんに地図を渡すと、どうやら客であったらしく、隣の若い男に渡した。
 18時55分、地下鉄錦江賓館駅にやって来た。最新の地下鉄らしくタッチパネル式の自動券売機で乗車券を買う。タッチパネルで行き先をタッチすると、運賃が表示される。運賃を入れると、カード式の乗車券が出てくる。それにしても不満は硬貨や紙幣の読み取り精度の悪さだ。紙幣はかなり汚いから仕方がないとしても、硬貨をまるで受け付けないのは、おそらく中国では自販機が未発達だから、偽金識別のノウハウが不足しているのだろう。その点日本の自販機の性能は世界に冠たるものだ。
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 中国では駅では必ず手荷物検査がある。通勤用地下鉄でも例外ではない。ただし、金属センサで銃火器のチェックのみしているらしく、空港の保安検査のように厳格には行っていないようだ。改札は単程票と呼ばれる乗車券をセンサにかざすことにより、「ハ」の字に閉じられた扉が開く。日本のSuicaやICOCAと同じだ。
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 最近の開通なのでホームドアが設けられ、発車案内の接近表示も分単位で表示され、派手な動画広告も表示される。
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↑地下鉄ホーム
 電車は4扉で、ロングシート。ホームドアと電車のドアは同時に開閉する。ドアの上には電車の位置表示。窓の上には広告用の液晶パネルがある。中吊り広告はなく、戸袋部にあるのみだ。つり革は水色の台形で、革部分が5cmほどある堅牢な造りとなっている。椅子はステンレスで座り心地は悪い。1000万人都市のメインストリートを走るとあってよく利用されている。しかし大阪の御堂筋線ほどではない。

 天府広場駅で降りる。ここは建設中の東西方向を結ぶ2号線との接続駅となるので、3面2線の構成となっている。扉は両方開く。
 単程票は改札出口で回収される。おそらくチケットは使い回しをしているのだろう。
 天府広場駅の地上に出る。エスカレータは何故か停まっていた。ベンチでは多くの人が佇んでいて、正面に毛沢東の白い銅像が見える。カメラを持った記念撮影屋が6人はいる。携帯電話にカメラが付いている時代に、もうその商売はダメだと思う。

↑中国の横断歩道
 地図を少し見ただけで、ほとんど迷うことなく、予約していた銀河王朝大酒店が横断歩道の向こう側に見えた。早く重い荷物から解放されたい。
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↑銀河王朝大酒店
 入り口はありがちな真正面にはなく、左側にあった。パンダのイラストが描かれた大きな壁に水が流れている。自動ドアではなくドアボーイが開けてくれる。その後の経験では、基本的に開けっ放しのドアの横に立っていることが多かった。
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 今回はアップルワールドという代理店を通じて予約してあった。従ってここでの支払いはない。しかし保証金代わりにクレジットカードを要求される。これは海外では当然のことで、後払いの日本旅館に慣れた日本人には戸惑うという。
 部屋番号は1815。エレベータで18階まで上がり、左に曲がって、さらに左後方に曲がったところに部屋があった。この時19時30分。
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↑ホテルの部屋
 カードキーを差すとエアコンが作動した。窓は総府路を東方向に見る。洗面所にミネラルウォーターが2本。しかしミニバーにあるエビアンは25元もする。
 20時15分外出。総府路を東に歩き、成都随一の繁華街「春照路」を目指す。ホテルのすぐ近くにコンビニとそこに直結したスーパーを確認。韓包子という有名な中華饅の店があったが、注文の仕方がよくわからず断念。
 沿道には高級ブランド店が並ぶ。ケンタッキーにマクドナルドもある。客が入っているのは安物店だった。バーゲンは中国語で「処理」と書かれることを知った。春照路北段にあるイトーヨーカドーで引き返す。金曜日の週末とあって人出は多い。
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↑春照路の夜
 機内食もあったことだし、空腹ではないため、軽く済ませることにした。夫妻肺片の隣の店で串串香を3本買う。3本で6元だった。コンビニで雪花というブランドのビールを買う。
 21時25分頃ホテルに戻る。
 洗濯をして、風呂に入って、一杯やる。串が旨い。山椒と唐辛子が効いている。これで100円以下だから中国は物価が安い。
 部屋の電気は最初は暗く感じた。これで本は読めるのかと思った。しかし徐々に慣れてきた。
 23時30分頃寝る。
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イザ東京ドーム3連戦 [野球]

ここまで10勝6敗で首位ファイターズと1.5ゲーム差の2位につけているマリーンズ。明日から東京ドームでファイターズと首位攻防戦です。前回は千葉で3連敗を喫し、当面の敵であるし、何としてもリベンジを果たしたいです。できれば3連勝少なくとも2勝1敗で行きたいところ。東京ドーム開催ということで、アウエイなのにホームの感覚。ファイターズは裏ローテ、マリーンズも裏ながらグライシンガーを筆頭に遙かに強力だ。投げさしてみないとわからないのは俊介だが、これはもう、2回に1回好投してくれればいい。今度はいい番と見ました。
 チーム防御率1点台ファイターズ投手陣を崩すのは容易ではないです。最近見せている守備のほころびやつまらないボーンヘッドはシーズンの始めにやっておくのはいいとして、この3連戦は勝たないといけないので厳禁してもらいたい。
 今シーズンを占う上で重要な3連戦になりそうです。
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自作真空管アンプ [音楽]

 学生の頃作った真空管アンプを改良することにしました。これを作ったのは1985年頃で、アルバイト先の電気回路に詳しい人に設計してもらいました。もう27年を経過していますが、未だ現役です。もっとも大きなスピーカーで優雅に音楽を聴くよりも、MP3をパソコンで再生することが多くなって稼働時間が減っています。真空管は消耗品なのでこれまで2回替えています。管を替えると音がガラッと変わってしまうのが真空管アンプの特徴です。
 ところで、製作時の真空管ソケットはあり合わせを取り付けたので、接触不良が多く、音質にも悪影響を与えていました。そこで、上京時に秋葉原で金メッキのソケットを購入し、これと交換することにしました。交換といっても、ソケットのコネクタには多数の配線があり結構面倒であることがわかっていたので、交換をためらっていましたが、雨が降って予定がキャンセルになったので、実行することにしました。

■自作アンプの紹介
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なんといっても真空管アンプは怪しくオレンジに光るのがいいですね

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↑アンプ正面
不格好なのは当時の管理人のセンスだから仕方がないです。正面に立派なパネルがついていますが、本体はいわゆる汎用の「ブタケース」です。よく見るとバリもしっかり取れていないし、切り口も直線になっていないし、今ならもう少しいいデザインにするんですけどね。スイッチは市販のプッシュスイッチは操作感がよくないのでキースイッチを採用。ボリュームとヘッドフォン端子がついていますが、これはプリアンプなしで直結した頃の名残で、今は使われていません。外すと格好が悪いのでそのままにしています。

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↑真空管
前段は12AX7、後段は6CA7です。ただし現在入っているのは互換管で、6CA7ではなくスロバキア製のEL34です。6CA7はドイツのジーメンス製でこちらの方が音がよかったです。

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↑アンプ後面

写真を縮小していてよく見えないですが、加工はそうとう手を抜いています。恥ずかしいです(_  _)

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↑改良前のソケット
前段のソケットは金メッキでしたが、製作時点でかなり古かったです。後段のソケットは金メッキではなく、これが接触不良で音が鳴らないこともありました。

■自作アンプの改良
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 まずは底蓋を開けます。ネジも何も止まっていないなかったです。どうやら大げさな正面パネルを取り付けたときに、底蓋のねじ穴の位置がずれているのにやっていなかったようです。そんなことはまるで覚えていなかった。管理人らしい手抜きです。

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↑アンプの中身
アンプの中はこのように配線しています。今の管理人ならもう少しきれいに配線するのですが、今さらやり直す気力もなく、そのまま。ハンダも汚いのですが、やり直す気力もなし。

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↑ソケット周り
ソケット周りの配線はこのようになっています。今回は抜本的改良はせず、ソケットのみの交換となります。ただショートする可能性のある配線は対策しようと思います。

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↑交換ソケット
これが交換するソケットです。2種4個で1980円でした。

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↑ソケットチェック

真空管にソケットを挿入。少し堅いですが、これくらいでないと接触不良が起きるでしょう。

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↑後段ソケットが入らない
配線を外して後段ソケットをはめてみると、入らないことに気づきました。元の穴は30mmですが、ソケットは最大32mmでした。やすりで右と左を削りました。

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↑ソケットが入った
入りましたが、取り付けねじ穴もずれてこれも広げる羽目になりました。とりあえず難関は突破。

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↑最終的な配線
左チャンネル後段に続き、前段ソケットも交換。こちらは穴を広げる必要はなかったです。右チャンネルも左と同様に配線を外しやすりで穴を広げ、元に戻すというのを繰り返します。
写真では省略していますが、ここまで6時間を要しています。

■アンプの動作確認
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↑ソケットを交換したアンプ
 白いソケットと金メッキのコネクタが高級感を醸し出していますね(笑)

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↑アンプ再起動
 アンプが燃えるのではと心配しながら電源投入。無事にヒーターが点灯しました。そして音出し。これもOK。久々にCDを2枚聴きました。

 真空管を交換しながら、あと20年は頑張ってもらうつもりです。

最後にこのアンプの回路図を掲載しておきますのでご参考まで。
真空管.jpg

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軌間可変電車の実現可能性 [鉄道]

 軌間すなわちレールの幅は、新幹線で採用されている1435mmとJR在来線の1067mmがあり、この2者間では互いの車両は直通できない。そのため車両側で車輪の幅を変えて直通できるようにする軌間可変電車(フリーゲージトレイン)の開発が進められている。技術的な詳細は下記URLを参照。

↓軌間可変電車ってなに?
http://www1.tcat.ne.jp/train/kaisetu/gct/gct.htm

 しかし発表から20年ほど経過しようとしているのに、一向に実現の兆しが見えない。開発の困難な理由としては、以下の理由が挙げられる。
 まず、軌間可変機構を持つために、それぞれの専用車に比べて重量が重くなる点である。これは高速化を阻むだけでなく、騒音、軌道破壊による保守コストの増大を意味する。直線の多い新幹線の高速性と、曲線の多い在来線の両立は難しい。鉄道の車輪は曲線走行時の内外輪差を吸収するために、傾斜がつけられているが、在来線に合わせて傾斜をきつくすると、新幹線の高速走行時に蛇行動を生じてしまい、走行性が不安定になる。そのため車輪の傾斜をつけずに左右独立のモーターで駆動させたり、自動車のように差動装置を取り付けたりする必要がある。
 もうひとつは軌間を変換するのに時間がかかるという点だ。現状は10両編成で10分かかるようだが、こんな遅い変換だと、かつて九州新幹線の新八代駅でやっていたように新幹線と在来線を同一ホームで乗り換えしたのと所要時間が変わらなくなるだろう。
 スペインには1668mmの広軌と1435mmの標準軌を短時間で変換するレンフェ120系Alviaという高速電車が実用化されているが、あちらは線路幅が広く機器類の設置余裕がある上に、可変幅が小さいため条件は有利だ。また古くからフランスからスペインに直通している有名なタルゴ寝台車は無動力の客車で、独立車輪で対応している。また山形と秋田に向かうミニ新幹線は高速性を保ちながら在来線の走破性も確保しているが、あちらは在来線の幅を広げる時に軌道を強化して対応している。
 現状の軌間可変電車は重くなるため、ロングレール化など在来線の軌道を強化しなければならず、新幹線も軌道破壊が大きくなるため入線に難色を示している。
 長崎新幹線は佐賀県が新線建設に反対しているため一部在来線を利用することから、この軌間可変電車を導入する方向で検討されているが、軌道破壊を恐れて、JR西日本は山陽新幹線区間の乗り入れを拒んでいる。したがって新大阪-長崎間の運転はできず利便性は大きく損なわれる。
 北陸新幹線は敦賀まで延長した段階で、軌間可変電車を導入して、大阪-富山間などの直通運転する動きがある。しかしただでさえ重い電車にさらに耐寒耐雪設備を設けて高速化が実現できるのか不透明だ。
 管理人としては、このような欠点を抱える軌間可変電車の開発は止めるべきだと思う。
 長崎新幹線に関しては、全区間フル規格で建設する方が経済効果が大きい。軌間可変電車を導入しても博多止まりではあまり意味がないし、変換時間のロスが大きすぎて短縮効果も小さい。おまけに在来線の改良も必要なのでは、コストが合わないからだ。もしフル規格がだめなら、博多-長崎間を全区間在来線のスーパー特急を走らせる方がマシだ。
 北陸新幹線に関しては、リニア新幹線が大阪東京間に開通すれば、敦賀から米原乗り入れを考えるだろうが、当面は敦賀止まりだろう。ここは敦賀-金沢間を三線軌条若しくは四線軌条にして、フル規格新幹線を敦賀-東京間で運転し、スーパー特急を大阪-金沢間で運転すればいいだろう。三線軌条だと車両の中心線がずれるため、軌道の片減り、複雑な分岐機構、新幹線の交流25000Vに対応できる超高速車両の開発、それに北陸では雪害対策など難しい点があるが、軌間可変電車が抱えている問題に比べれば解決は容易だ。

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